自分を捨てて仕事してるか

自分を捨てた時、あなたがやるべき仕事が見えてくる。現役アニメ映画プロデューサーがジブリで学んだ仕事術。

僕も若い時は「自分を捨てろ」とか「頭がわるいやつほど難しい言葉を使おうとする」などとさんざん厳しく叩かれ、「やりたいことよりできること」が いかに大事かを教えられてきた。要するに読者とか客が見えてないものはつくれないぞ、ということだったのだが。そのおかげで、本をつくることが今でもそれ なりに稼業として成立している。
若手の頃って世界が狭いもんだから、自分と友達の間だけで流行っているものが世の中だと思っていて、それがウケるに決まってるとか何の根拠もなしに思っていた。自分の考えたこの企画こそが世界を変える!とか勝手に夢想しては挑んでみたりもした。
しかし、そういったもろもろの夢想は幾度となく打ち砕かれることで現実を知り、どこかで折り合いがつくようになっていった。
気づくと「やりたいこととできること」の違いが僕は今よくわからない。逆に言えばやりたいこととできることは、目を皿にしてさまざまな情報を収集して合理的に考えていくうちにものすごく近い存在になっていってしまうのだ。
でも、宮崎駿のような大御所ともなれば、好きなことやってんだろうなぁ、とか勝手に思い込んでいたがしかし、言うことは若かりし頃の先輩編集者と同じだった…。
しかし、彼らが凄いのは「必要とされているもの」や「誰もが驚くであろうもの」と「やりたいこと」を極限まで突き詰められたことにあるんだろうなと最近は思う。
そこまでいかないと本当はいかんのだよなぁ…。
今出版はじめて15年、あと5年くらいでそういうのをつくってみたいなと思っている。

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