ルアンパバーン滞在録with2歳児③

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旅も大詰め。
数日ゆっくりと市街を楽しんだあとは、有田家のライフワークとなりつつある絶景ダンス撮影である。
いろいろ調べてみると洞窟と泳ぐことができる滝があることがわかっていたんでホテルのスタッフなどに訪ねてみると「どちらでも撮影できるよ。なんなら寺で も撮影できますよ!僕がコーディネートします!」てな感じなもんでおそらくそんなにお腹を出して撮影することに抵抗はないかもしれないと考えた。
とはいえ、寺でダンサー撮影をするというのは、ちと不必要に禁忌を破るし、どうせ禁忌を破るくらいならヌードくらいやらないと面白くもなんともない。
で、洞窟と滝にチャンレジすることに。どちらも市街地からボートかバンで1時間くらい。2人だけなら、強行軍で1日ということも考えられるが子連れとなるとそうもいかない。
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1日目。パークーウー洞窟に向かった。ホテルの専属の小型ボートがチャーターでき、なんと貸し切り!しかも往復で立寄もして5000000キー プ=6500円は安い!確か以前にどこかで小型ボートを貸し切った時は数万払ったように思う。ツアーとかシェアすればもっと安いらしいが、せっかくなんで 家族みずいらずでボート旅を楽しむことに。
蛇足だが、このキープの単位が結構ややこしい。10000キープで150円だから100000キープで1500円。ゼロが多すぎていまいち価格がわかりに くい。常に通貨換算アプリを持ち歩いて確認しなければならなかった。旅の後半には大体20000~30000キープ=300円~400円でご飯も土産もの も買えることがやっとわかったくらい。いずれにしても何でも安かった。
で、メコン川でゆったりとスローボートで洞窟へ。これがまた最高に快適。雄大なメコンの流れ、川沿いでメコンの恵みを利用して農業を営む人々、水上で暮ら す船族、水牛やヤギの群れ、象と生活を共にする人々などをただただ眺めながら目的地へ向かうのは、日々多忙な都市で暮らすぼくらには、最高の贅沢であっ た。

息子も乗り物好きなんで、船の中を縦横無尽に駆け回り、時に僕らをひやひやさせながらも水上旅行に大興奮していた。
思っていたより少し時間がかかったが、川沿いのがけっぷちにできた洞窟へ到着。昼過ぎだったんで、洞窟の対面にある水上レストランでライスヌードルの皿うどんやら川海苔を喰らい、いざ洞窟へ。

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実は外から見ていた気づいていたが、やっぱりこの洞窟、寺であった。入って直ぐに大量4000体の仏像。アッパーケーブにも仏像。こりゃ、撮影は無理だわ、観光だね、と気分を切り替えて楽しんだ。ゲリラ撮影だとこういう状況にしばしば出くわす。
妻も朝数時間かけて準備をし、僕も5キロの機材と12キロの息子計16キロを抱えて長い階段を登ったが、それもまた旅の楽しみと思えばそれほど苦でもなかった。
最終的にラオ族の村へ立寄り、川岸でメコンのサンセットで撮影。12307337_1220762931274401_5895194631712621607_o.jpg
翌日、気を取り直してクアンシーの滝へ。トゥクトゥクやバンでも行けると聞いていたが、スローボート旅が良すぎたので少し時間と予算はかかるが、やはりボートで向かうことにした。
急いでくれたせいか1時間足らずで到着。タクシーで走ること20分でジャングルの山中の現地へ。
ゲートから数分歩くと、見たこともない澄んだ蒼色の水辺が見えた。いろんな国の空や海や川の色を見たが、こんなに摩訶可思議な青の川ははじめてみた。植生も美しく、ジャングル特有の蔦や斑入りの緑たちがなんともフォトジェニック。
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午後になると観光客が増えると聞いていたんので、直ぐに準備をして撮影を開始。しかし、時はちょうど昼過ぎ。欧米の観光客が次々と水着に着替えて泳ぎ出し、なかなかうまく抜けがとれない。
それでも美しい背景はそこかしこにあり、石灰質の岩肌と神秘的な青の川をバックに撮影することに成功。流石のYOSHIE先生、こういう場所に合わせたスタイリングがうまかった。
撮影後、僕も蒼く澄んだ滝壺に飛び込んで神秘の水と戯れた。

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