ルアンパバーンの仏像たちがいちいち可愛らしいのでこの機に「おかしな仏像さん」というネタでシリーズで撮っていくことにしました。
このちょっと笑っちゃう感じのキャラクター、たまらないですね。
日本もコマ犬をはじめ、結構いると思うので撮りためたいと思います。
月別アーカイブ: 2015年12月
ルアンパバーン滞在録with2歳児③
旅も大詰め。
数日ゆっくりと市街を楽しんだあとは、有田家のライフワークとなりつつある絶景ダンス撮影である。
いろいろ調べてみると洞窟と泳ぐことができる滝があることがわかっていたんでホテルのスタッフなどに訪ねてみると「どちらでも撮影できるよ。なんなら寺で も撮影できますよ!僕がコーディネートします!」てな感じなもんでおそらくそんなにお腹を出して撮影することに抵抗はないかもしれないと考えた。
とはいえ、寺でダンサー撮影をするというのは、ちと不必要に禁忌を破るし、どうせ禁忌を破るくらいならヌードくらいやらないと面白くもなんともない。
で、洞窟と滝にチャンレジすることに。どちらも市街地からボートかバンで1時間くらい。2人だけなら、強行軍で1日ということも考えられるが子連れとなるとそうもいかない。
1日目。パークーウー洞窟に向かった。ホテルの専属の小型ボートがチャーターでき、なんと貸し切り!しかも往復で立寄もして5000000キー プ=6500円は安い!確か以前にどこかで小型ボートを貸し切った時は数万払ったように思う。ツアーとかシェアすればもっと安いらしいが、せっかくなんで 家族みずいらずでボート旅を楽しむことに。
蛇足だが、このキープの単位が結構ややこしい。10000キープで150円だから100000キープで1500円。ゼロが多すぎていまいち価格がわかりに くい。常に通貨換算アプリを持ち歩いて確認しなければならなかった。旅の後半には大体20000~30000キープ=300円~400円でご飯も土産もの も買えることがやっとわかったくらい。いずれにしても何でも安かった。
で、メコン川でゆったりとスローボートで洞窟へ。これがまた最高に快適。雄大なメコンの流れ、川沿いでメコンの恵みを利用して農業を営む人々、水上で暮ら す船族、水牛やヤギの群れ、象と生活を共にする人々などをただただ眺めながら目的地へ向かうのは、日々多忙な都市で暮らすぼくらには、最高の贅沢であっ た。
息子も乗り物好きなんで、船の中を縦横無尽に駆け回り、時に僕らをひやひやさせながらも水上旅行に大興奮していた。
思っていたより少し時間がかかったが、川沿いのがけっぷちにできた洞窟へ到着。昼過ぎだったんで、洞窟の対面にある水上レストランでライスヌードルの皿うどんやら川海苔を喰らい、いざ洞窟へ。
実は外から見ていた気づいていたが、やっぱりこの洞窟、寺であった。入って直ぐに大量4000体の仏像。アッパーケーブにも仏像。こりゃ、撮影は無理だわ、観光だね、と気分を切り替えて楽しんだ。ゲリラ撮影だとこういう状況にしばしば出くわす。
妻も朝数時間かけて準備をし、僕も5キロの機材と12キロの息子計16キロを抱えて長い階段を登ったが、それもまた旅の楽しみと思えばそれほど苦でもなかった。
最終的にラオ族の村へ立寄り、川岸でメコンのサンセットで撮影。
翌日、気を取り直してクアンシーの滝へ。トゥクトゥクやバンでも行けると聞いていたが、スローボート旅が良すぎたので少し時間と予算はかかるが、やはりボートで向かうことにした。
急いでくれたせいか1時間足らずで到着。タクシーで走ること20分でジャングルの山中の現地へ。
ゲートから数分歩くと、見たこともない澄んだ蒼色の水辺が見えた。いろんな国の空や海や川の色を見たが、こんなに摩訶可思議な青の川ははじめてみた。植生も美しく、ジャングル特有の蔦や斑入りの緑たちがなんともフォトジェニック。
午後になると観光客が増えると聞いていたんので、直ぐに準備をして撮影を開始。しかし、時はちょうど昼過ぎ。欧米の観光客が次々と水着に着替えて泳ぎ出し、なかなかうまく抜けがとれない。
それでも美しい背景はそこかしこにあり、石灰質の岩肌と神秘的な青の川をバックに撮影することに成功。流石のYOSHIE先生、こういう場所に合わせたスタイリングがうまかった。
撮影後、僕も蒼く澄んだ滝壺に飛び込んで神秘の水と戯れた。
ルアンパバーン滞在録with2歳児②
ルアンパバーンで食べた絶品カオソーイ
ラオスもベトナムもライスヌードルがあって大体うまいんですが、ルアンパバーンのメインストリートの東の端の方にあるこの店のカオソーイ(ライスヌードルの担々麺)がさいっっこうに旨かった!!!
2種類の麺に上品な味のだしスープ、フレッシュなハーブとすべてが完璧!! しかもハーブ(ミント、パクチー、バジルなど)は他よりも遥かに大量に置いておいてくれる。
いろんな場所で食べたけど、ここは翌日も食べたいと思うくらいうまかった。
ちなみにライスヌードル屋ではハーブだけじゃなく、ナンプラー、砂糖、エビペーストも自由に味付けしてカスタムできます。
僕はハーブを山盛りにぶちこみ、ライム、エビペースト、ナンプラーを足してがっつきました!
良いライスヌードル屋選別のコツは、基本ハーブ類は自由に追加できるように麺の横に置いてくれるんですが、そのハーブの新鮮さと量をチラ見して判断できるような気がする。
この店、観光というよりは主に地元民向けみたいで、近所のおばさんや家族連れで賑わい、12時前後には閉まってしまう人気店みたい。つまり、みなさん午前中から昼前に食べてるんですね。
こういうのうちの店でもいつかやりたいなーと思ってますが、
ハーブって日本じゃ高いんだよなぁ…
でもライスヌードルは他の麺と違ってあんまりのびないみたいだから、デリ形式のうちの店に向いてるかもとか何かしら夢想して実現する所存でーす
また来たら絶対立ち寄りたいお店でした~
ルアンパバーン滞在録with2歳児①
ルアンパバーンに来て数日。
だいぶここの地理や楽しみが把握できてきた。
そもそも地方都市なんで、そんなに広い街ではなく、自転車をレンタルすればものの数分でいろんなところにいけるみたいだ。
みかんやらライチのような果物、川魚、豚や鳥の串焼き、やきそばなど屋台飯はとにかくうまい!2歳の息子は、特に福みかんのような小さなみかんと川海苔のお菓子、スイカのジュース、そしてやっぱりライスヌードルを夢中で食べまくる。
川を渡るバンブーブリッジがあるんで渡ったんだが、結構簡易なつくりで子どもなんか簡単に落ちちゃうだろうという橋。何でも自分でやりたがるお年頃なん で、絶対抱っこは嫌だと親心も知らず、自分で激流の上のガタガタの橋を渡る。大人だけなら大した橋じゃないが、2歳児を歩かせるのはインディージョーンズ の冒険並みのスリルであった。
橋向こうは、メチャクチャローカルな村。鶏が野放しにされ、機織りの女性たちを間近に見ることができた。凪も現地の子どもたちとなんとなく交流して楽しげ。
この地域にはたくさんの部族がいるらしく、ちょっとかじり聞いただけでもクムマッサージで知られるクム族、独特の華やかな衣装や民芸品で知られるモン族、 そしてラオスの過半数を占めているラオ族。メインストリートを歩いているとそういった部族の衣装やら装飾品やらマッサージをそこかしこに見ることができ る。 随分モダンで彩り豊かな蛍光色の人形があり、これは土産用に創られたものだろうと思っていたらそれもまた少数民族の飾りで、センスの良さにこれまた驚いた。
旅の前にまだ昼寝する息子に合わせてapricaの軽くてコンパクトに折りたたみできるベビーカーを購入した。実は、前にいわゆる携帯型の傘ぐらいに小型にできるものを持参したが、ずっと腕にひっかけて持つと意外と重くて持ち運びに苦労した。むしろ、このくらいの畳んでも開いても引いて押して歩けるくらいの方が楽なんじゃないかと思い、買ってみたが見事に的中。
ベビーカーは基本飛行機でも別途預け荷物として受付けてくれるので、わざわざ鞄に詰め込む必要もないし、歩いて買い物する際には荷物入れにもなってくれて便利だった。
何よりも昼寝の時間にベビーカーに入れたまま数時間、ゆっくりとカフェタイムや買い物を満喫できるのであるとないでは雲泥の違いだったであろう。
子連れで不安だったところと言えば、川遊びだ。うちは割とワイルドに自然と戯れて遊びたい方なんで、河原や山の中で遊びまくったが、メコン川に入って遊ぶのは少々怖かった。ワニとか魚というよりは、アジア圏特有の寄生虫や菌に感染する恐れがあったからだ。でも、地元の子どもは全裸で入っているし、遊んでいる外国人も多少いないでもなかったが、あまり浸かり過ぎないようには気をつけた。果たして実際はどれほど危ないものなのかはよくわからない…。